こんなお悩みありませんか?
- 帯状疱疹で痛い
- 手術・怪我後の痛み
- 原因不明の痛み
神経に沿って体の左右どちらかに帯状に発疹、水泡が生じ痛みを伴います。先に痛みを感じ数日後発疹があらわれることや針で刺されるような鋭い痛みのみで発疹がでないこともあります。上半身に現れることが多いですが下肢、頭部に出ることもあります。
皮膚疾患としての帯状疱疹は通常1週間程度の抗ウイルス剤内服と安静でほぼ終了となります。以降は痛みの治療が中心となります。帯状疱疹罹患から3か月間が痛みが消失する可能性がある急性期と考えられ、この間に積極的に痛みのコントロールと安静を保つことが痛みの後遺症を残さない上で大切です。
痛みはウイルスによる神経損傷が原因で個人差はありますが1か月間は強い痛みをともなうことが多く夜も眠れないほどの激痛になることもあります。1か月すぎても強い痛みが続くこともしばしばあります。強い痛みは体力を消耗させますので神経の治りが悪くなる可能性が高くなります。神経がきれいに修復されるよう早期から適切な痛みのコントロールをおこない体を十分休めることで痛みが残らない可能性が高くなります。
3か月をすぎると神経損傷はほぼ修復されたと考えられ、まだ痛みが残っている場合は帯状疱疹の後遺症となります。神経は治ったけれど形が若干悪く治ってしまったために痛みや違和感が残ると考えられています。急性期と違い痛みは1、2週ごとに楽にはりません。後遺症の痛みが強い場合、ある程度効果のある薬を使用し少しづつ活動を戻していき痛みがあるからまだ治っていないと考えてふさぎ込まないようにすることで1年ごとにゆっくりと軽快していくことが多いです。
傷が治った後でも痛みが続くことがあります。重症の場合痛みのほか、腫れ、発汗、冷感、熱感 触ると痛いといった症状がでます。
病院で調べても異常はないが痛みが続き日常生活に支障があるといった場合もご相談ください。